レーザー加工とは
レーザーについて
レーザーとは? | 光を増幅して放射されるもので、指向性・収束性に優れています。また、自然光に比べて非常に高パワーな特徴もあり、様々な素材の加工に用いられているものです。 イメージしやすいものとしては、小学校の理科の実験で行なった虫眼鏡で太陽光を集光し、黒い紙を焦がすという実験を行なったことがある方もおられるかと思います。あの実験の太陽光の代わりに人工的にレーザーを発振させ、レンズで集光し素材をカットしたり彫刻するのがレーザー加工機です。太陽光と違い、出力の調整ができるためカットは強い出力で、彫刻は弱い出力に調整して様々な加工を行なうことができます。 |
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CO2レーザー(炭酸ガスレーザー) | CO2レーザーは、CO2ガスの中で放電を行なうことによって、安定した出力でレーザー発振ができるものです。主に非金属の材料と多くのプラスチック材料の加工に適しています。 加工が適している材料:木材、布地、皮革(レザー)、アクリル、紙、ガラス、石材など |
使用している機材 | 当社では、何十年もの間レーザーについて研究開発を取り組んで来た、アメリカのUnivesal社の加工機を採用しております。
加工できる素材の大きさは、 【加工(ワーク)エリア】814mm*457mm*90mm(高さは最大で200mm)です。 これ以下のサイズであればレーザーで加工することができます。 |
レーザによる切断 | レーザーによる切断は焼き切ることになるため切断面が茶色〜焦茶色〜黒色になります。 ■木材の場合 樹種によもよりますがヒノキ=/杉:5mm以内、桐:9mm以内、ウォルナット・チーク:5mm以内 を推奨 ■アクリルの場合 8mm以内 推奨(切断面の仕上り気にしなければ10mmも可) ■皮革(レーザー)の場合・・・切断/彫刻ができます。切断面が焦げますので、本番の前にテスト加工をすることをおすすめしております。 |
レーザーによる彫刻 | 素材によって出力を変えて彫刻を行ないます。思った通りの彫刻の仕上りにするためにはサンプルなどでテスト加工を行ない、出力の調整を行なうことをお勧めしております。1点物への加工の際には、その点に十分ご留意いただきまして、お客様の直筆で誓約書をご作成頂いた上発注をお願い致しております。 |